楽天の商品ページを作っていると、「画像には、できるだけたくさん情報を入れた方がいいのかな?」と思うことがあります。
商品の特徴、サイズ、素材、使い方、比較、キャンペーン、レビュー、配送の案内などなど。
伝えたいことは、いくらでも出てきますよね。
僕も最初の頃は、せっかく画像を作るなら、情報をたくさん詰め込んだ方が親切だと思っていました。
でも実際に楽天を運営して、月商300万円を超えてからも商品ページを見直していく中で、考え方が少し変わりました。
商品画像は、情報量が多ければいいわけではない。
むしろ、「お客様が購入を決めるために必要な情報」が見やすい順番で入っていることの方が大事だと感じています。
画像に書いてあるのに売れない商品は、情報が足りないというより、必要な情報が埋もれていることも多いです。
逆に、派手なデザインではなくても、見る人が迷わないページは強いです。
今回は、楽天を運営する中で感じた、商品画像に入れるべき情報と、思い切って消す・減らすべき情報を7つに分けて紹介します。
今ある画像を見直す時や、デザイナーさんに依頼する前のチェックにも使ってみてください。
■ 入れるべき情報1. 誰に向いている商品か
まず入れたいのは、「この商品は誰に向いているか」です。
商品名や商品単体の写真だけでは、お客様は自分に関係ある商品か判断しにくいことがあります。
たとえば、ただ「収納バッグ」と書くよりも、「荷物が多い習い事の日に」「車の中の細かい物をまとめたい時に」のように、使う人や場面が見える方が、自分ごととして考えてもらいやすいです。
ここで大切なのは、対象を狭くしすぎることではありません。
「こんな時に役立つ商品です」と具体的に伝えることです。
1枚目画像を見た時に、初めての人が「これは自分に必要かも」と思えるか。まずはそこを確認してみてください。
■ 入れるべき情報2. 使うと何が変わるのか
次に入れたいのは、商品を使った後のイメージです。
「便利です」「大容量です」「使いやすいです」と言葉で伝えるだけでは、少しぼんやりしてしまいます。
大切なのは、その商品によって何が楽になるのか、何が変わるのかを見せることです。
たとえば、仕切りが多い商品なら、仕切りの数を伝えるだけではなく、「探していた小物をすぐ取り出せる」と見せる。
軽量の商品なら、重さの数字だけではなく、「毎日持ち歩く負担を減らせる」と伝える。
スペックは競合も書いていることが多いです。
でも、使う人の生活でどう役立つかまで伝えているページは、意外と少ないです。
商品単体の写真に加えて、実際の使う場面を1つ入れるだけでも、選ばれる理由が分かりやすくなります。
■ 入れるべき情報3. サイズ・対応範囲・セット内容
これは地味ですが、かなり大事です。
ネット通販では、実物を触れません。
そのため、お客様は商品の良さに興味を持っても、「自分の持っている物に合うかな?」「思ったより小さくないかな?」と不安になります。
サイズ、対応するもの、セット内容は、購入する直前に必要になる情報です。
ただ数字を並べるだけでなく、身近な物と比較したり、使っている場面で大きさを見せたりすると、より伝わりやすくなります。
セット商品なら、「何が届くのか」を写真と文字で分かりやすく出す。
対応サイズがある商品なら、「購入前にここを確認してください」と先に伝える。
こういった情報があると、買った後のイメージ違いを減らせます。
派手な訴求ではありませんが、「失敗したくない」と思っているお客様にとっては、強い安心材料になります。
■ 入れるべき情報4. 購入前の不安への答え
商品画像には、メリットだけでなく、不安への答えも入れたいです。
「使い方は難しくないかな?」「届くまでどのくらいかかる?」「写真と違わないかな?」「自分でも使えるかな?」こうした不安が残ると、商品に興味があっても、購入ボタンを押すところで止まってしまいます。
僕がよく見るのは、競合商品のレビューです。
低評価レビューには、買った人がどこで困ったかがそのまま書かれています。高評価レビューにも、「ここが分かりやすかった」「こういう場面で便利だった」というヒントがあります。
レビューを見ながら、「この不安には、自分の商品ページで先に答えられているかな?」と考えると、追加すべき画像が見つかりやすいです。
■ 消すべき情報1. 最初から並べすぎた機能一覧
ここからは、消すか、減らした方がいい情報です。
まず一つ目は、最初から並べすぎた機能一覧です。
商品の特徴がたくさんあると、全部伝えたくなりますよね。
でも、1枚目や2枚目から細かい機能を10個も並べると、お客様は「結局、この商品の一番の良さは何?」となりやすいです。
最初に見せるのは、一番伝えたいことを1つか2つで十分だと思います。
細かい機能は、商品に興味を持ってもらった後で説明すれば大丈夫です。
画像を見直す時は、「この機能は、購入の決め手になる情報か?」「他の画像で伝えられないか?」と考えてみてください。
情報を減らすことは、情報を隠すことではありません。
大事な情報を見つけてもらいやすくするために、順番を整えることです。
■ 消すべき情報2. 根拠が見えない強い言葉
「最高」「絶対」「業界No.1」「誰でも簡単」など、強い言葉は目立ちます。
ただ、根拠が見えないまま使うと、かえって不安に感じる人もいます。
特に似た商品が多いジャンルでは、強い言葉ばかり並んでいると、どの商品も同じに見えてしまうことがあります。
それよりも、「こういう部分が使いやすい」「このような場面で役立つ」と具体的に伝える方が、信頼につながりやすいです。
また、表現によっては楽天のルールや景品表示法への注意も必要になります。
売るために目立たせることと、誤解なく伝えることは、分けて考えない方がいいと思います。
強い言葉を使う前に、「その根拠を画像や説明文で見せられるか」を一度確認してみてください。
■ 消すべき情報3. お客様の判断を急がせるだけの言葉
「今すぐ買うべき」「迷ったら絶対これ」「買わないと損」
こういった言葉は、短期的には目を引くかもしれません。
でも、商品ページを見ている人が本当に知りたいのは、「自分に合うか」「失敗しないか」です。
急がせる言葉が多いのに、サイズや使い方、注意点が分かりにくいと、安心して買えません。
楽天で長く販売するなら、無理に背中を押すよりも、納得して選んでもらう方が大切だと思っています。
購入前に迷う人へ必要なのは、あおる言葉ではなく、判断に必要な情報です。
商品画像は、売り込むためだけのものではありません。
お客様が「自分に合う」と判断するための案内でもあります。
■ 画像を作る前に、情報を3つに分けてみる
どの情報を入れるか迷った時は、まずメモに書き出して、3つに分けてみるのがおすすめです。
1.最初に絶対伝えたい情報
2.購入を決める前に必要な情報
3.細かい補足情報
最初に絶対伝えたい情報は、誰に向くか、どんな良さがあるか。
購入を決める前に必要な情報は、サイズ、使い方、セット内容、不安への答えです。
細かい補足情報は、すべてを前半に詰め込まず、後半や商品説明へ回す。
このように分けるだけで、画像の順番がかなり作りやすくなります。
AIを使うなら、商品ページに入れる予定の情報を貼り付けて、「購入前に絶対必要な情報」「後半でもよい補足情報」「削っても伝わる情報」に分けてもらうのも便利です。
ただし、AIの答えをそのまま使うのではなく、実際のお客様の質問やレビューと照らし合わせて、最終的には自分で判断することが大切です。
■ まとめ:商品画像は、情報を増やすより迷いを減らす
月商300万円を超えて感じるのは、商品画像は情報を多く入れた人が勝つわけではない、ということです。
必要な情報が、必要な順番で、分かりやすく入っているページが強いです。
商品画像に入れたい情報は、次の4つです。
1.誰に向いている商品か
2.使うと何が変わるのか
3.サイズ・対応範囲・セット内容
4.購入前の不安への答え
逆に、減らしたいのは次の3つです。
1.最初から並べすぎた機能一覧
2.根拠が見えない強い言葉
3.お客様の判断を急がせるだけの言葉
全部を作り直す必要はありません。
まずは1枚目を見て、「一番伝えたいことが1つに絞れているか」を確認する。
次に、購入前の不安に答える画像を1枚追加する。
そんな小さな改善を重ねながら、お客様が迷わず選べる商品ページにしていきましょう。
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楽天の商品画像は、ただきれいに作るだけではなく、何を入れて、何を減らし、どの順番で伝えるかを決めることが大切です。
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